おひとりさまハワイ① レンタカーをケチるとこうなる!編
一人旅をすると言って驚かれることはありませんが、行き先がハワイだと「え??」とかなりの確率で言われます。
「一人でハワイって、何するの?」と。ハワイって家族、友達、カップルで楽しむところじゃない?と。
そんな周りの意見をもろともせず、行ってきました、おひとりさまハワイ。
いやあ、これが楽しかったのなんのって!
レンタカーの「マネージャースペシャル」とは?
ワイキキがあまり好きではない私にとって、ハワイで最も必要なのはレンタカー。
安いレンタカー会社もたくさんありますが、レビューを読んでるとやっぱり借りる気が失せるほどひどい。楽しいはずの旅行で嫌な思いはできるだけしたくないので、私は大手のHertzを使ってます。
今回もネットで事前予約したのですが、ここでセコい気持ちが芽生え(この時だけでなくいつも芽生えてますが)、「マネージャースペシャル」という、「当日までどんな車になるかわからないけど安い」というプランを申込んでいました。
日本からの旅行者はわかりませんが、アメリカ人旅行者はたいていみんな空港からレンタカーします。
一人旅がほとんどいないハワイでは家族やカップルや友達同士が車を借りるので、人数分の席+スーツケースが何個か分のスペースが必要になるはず。必然的に「あまりに小さい車は借りられることはないだろう、2ドアで荷物もあまり入らないような小さい車は余ってるだろう」と予想していました。
が、レンタカーのカウンターでキーを貰い、車が停めてある場所に行ってみると、こんな車が!!!
アメ車の真っ赤なオープンカーを借りてしまった!
じゃーん!!
なんとアメ車の真っ赤なオープンカーでした。
カウンターで「車はシボレーのカマロだよ」と言われてはいたんですが、車にまったく詳しくない私はそれがどんな車かわからず。
うっそー! 私がこんな車運転するわけ!? ホンダとトヨタしか運転したことない私が、こんなデカくて重くて車高の低い車をどうやって?
相当衝撃を受けてオロオロしたのですが、オロオロしてもしょうがない。ケチったのは私!
ロックを解除してドアを開け(このドアがまた重い)、運転席に座ってみました。
当然足の長いアメリカ人用にシートが設定されていたので、相当調節しなければなりません。・・・が、調節の仕方がわからない。
当然あるはずのレバーがどこにもない。
どうしようもないので、誰かに聞くことにします。
しばらく駐車場内を歩いてると運良くスタッフが車を停めに来たところだったので、その人に来てもらって質問。
すると、横にあるボタンを前方向に押したりだのと、今まで見たこともないような(まあトヨタとホンダしか運転したことないので)システムだったのでした。
その人がいる間にあらゆること質問しなきゃ、と、まずはエンジンのかけ方やら(←大丈夫か、私?)いろいろ質問。その人は最後に「この車は速いんだぞー」との言葉を残して去っていきました。いや、速くなくていいですからっ!
車に傷があるかなど一通りチェックして(アメリカはめちゃくちゃ適当なので神経質にならずにOKです)、チェックした紙を駐車場内のボックスに入れておくだけで手続きは完了。
ちなみにこの車は10円玉で引っかかれたような傷が数個と(ハワイで10円ってことはないですが、笑)、これ↓が両サイド外れかけてました(笑)
今回の経験で学んだ教訓
さて、気を取り直して運転開始。
まずは駐車場内を試運転状態。真っ赤なスポーツカーがノロノロヨロヨロと走ります(笑)
ここまでですでにキーを貰ってから30分以上経過。便利なはずのレンタカーが、ケチったせいであたふたあたふた。
運転が得意でない人がレンタカーする際は、きちんと車種を指定しましょう、という教訓。
え、誰でも普通指定してるって?
まあでも、こんなことがないとこんな車一生運転することもないから、自分のキャパが広がったと、いい様に解釈しますっ!
レンタカー代は4泊5日分で195ドルぐらいでした。
(ちなみに保険は対人対物は自分の保険、車両保険に関してはクレジットカードに付帯しているものを使うことにするので、レンタカー会社では何も入りませんでした。というか、アメリカの免許証だったからか、保険に関して聞かれもしませんでした。今までワイキキのオフィスでレンタカー手続きをしていた時は必ず聞かれたので、場所によるかも?
手続自体は免許証(カリフォルニア州のもの)を見せるだけで、たったの2分程とラクラクでした。手続自体はね!笑)