ドロン女が行く

海外を転々とした挙句今はアメリカ永住の40代女子による、「それおかしくない?」に毒吐きながらツッコむブログ。自由な生き方や考え方、またアメリカ生活や旅行などついても書いています。

「夫」「主人」「旦那」・・・配偶者のことをなんと呼ぶか?

今日何人かがシェアしてたからか、フェイスブックで何度か見かけた記事。


corobuzz.com

小学4年制の男の子が書いた文ということで、

「このセンス最高!」「なんてユーモアのある子供だ!」などと絶賛されているみたい。

確かに内容はとてもおもしろいもの。

そんな言葉使うの?

が、私は最初の書き出しを読んでびっくりした。

「ぼくは、やさしいお嫁さんをもらいます」

だと。

「嫁をもらう」って、おい!!

いつの時代の言葉よ? こんな言葉を日本では子供でも使ってるんだ?


普段から日本人とはよく話しますが、

海外に住んでる日本人ってこういう言葉を使う人は普通あまりいないと思うから、

普段耳にすることはなし、私にとっては昔の小説の中の言葉だった。

なのに現代に子供でもそういう言葉を使うことに驚いたのです。

もちろん小学生だから、「嫁」を「もらう」ことの意味などは考えず、

ただ「結婚する」という意味で使っているのだろうけど。

でもこれ、ブログに書いてるからいいけど、

こういうのを日本で親戚の子供が言ったとして、私がそれをツッコんだら、

周りの大人達から「フェミニズムにかぶれたうるさいヤツ」みたいに言われるに違いない。

「まずは言葉から変えていかないと・・・」とかいう私の反撃は誰にも聞いてもらえないんだろうなー。

自分の配偶者をなんと呼ぶか?

そういう私も、配偶者のことを「旦那」というけど、

これって本来おかしいこと。

別に面倒見てもらってたりするわけじゃないしね。

が、「旦那」とは現代では親しい友人の間で使えるカジュアルな言葉で、

配偶者のことを「旦那」と呼ぶのは、逆に

「上から目線」

だと思う人も増えているらしい。

上から目線・・・ うん、私もそういう感じで使ってるかも(笑)


まあ私もカジュアルな場で使うということは理解しているので、

友人の間では配偶者のことを「旦那」と言うし、

目上の人などと話すときは「夫」と言う。

私の性格で「主人」とは口が裂けても出てこないしねー。


私の昔の友人は、自分の配偶者のことを友達に話すとき、

「うちの旦那様は・・・」と言ってて、

もうこれはビックリという範疇を遥かに超えた。

友達と集まっていても、子供がいるならまだしも、

配偶者のためのご飯の支度があるから時間になったら先に帰るというオンナで、

彼女の配偶者は言葉通り、旦那様な待遇を受けていた。


ちなみにワタシ、自分の配偶者は「旦那」か「夫」ですが、

会話してる相手や第三者の配偶者のことは「ご主人」とか「旦那さん」と言いますよ。

そして誰かから「ご主人は・・・」などと言われても、

「私に『主人』はおりません」

などと言い返したりはもちろんしません(笑)

そこらへんは一応ちゃんと日本の常識に従っているのだ。